時計ケース チーク 1本用 希少銘木 te1k-071
時計ケース チーク 1本用 希少銘木 te1k-071
納期 : 5ヶ月前後
世界三大銘木であるチーク材は生産量が大変少なく時系変化や割れることも剃ることも少ない強靭な材質が高級船舶や高級家具にも使われてきました。油分が多いため耐用年数が非常に長くビンテージ品になっていく特徴を備えています。また木製のタールが多く含まれることから光沢があり木目が美しく、年月とともに黄白色から美しい濃厚な飴色に変化する特徴が世界中で愛された最大の魅力です。しかしその特性から無計画に大量に伐採され著しく生産量が激減しました。現在では入手が困難な銘木の一つです。素直で整った木目が特徴のチーク材ですが、今回はうねりのある杢目が現れた大変希少で稀に見る美しい表情が特徴の逸品に仕上がりました。
【KOMA bespoke caseの特徴】
□木目合わせ
それぞれの部材を並べて取ることで木目が繋がり、木が持つ自然の美しさを最大限に活かすよう細心の注意を払って、熟練の職人の美意識と技で一つ一つこだわって木目を合わせています。
□三方留め
天板、側板、前板の組手を全て45°で組むことで木目が途切れず仕上がりが美しく、強度も高く経年でも継目のズレが出にくいなどの様々なメリットがあります。多くの手間が掛る難易度の高い技法です。
□組み立て
三方留めの組み立ては手仕事でなくては叶えられない繊細な作業です。
上箱と下箱で数十個のシャコマンやハタガネといった木材を締め付ける専用の道具を使い、その一つ一つのほんの少しの力加減で狂ってしまう難しい工程です。
□サネ加工
三方留めで組んだ角に補強として0.5㎜の木材を差し込みます。
これにより強度を増し、手仕事ならではの美しい意匠が現れます。
□仕上げ/塗装
鉋やサンドペーパーで磨き込み、木目を引き立て木の美しさとを最大限に引き出します。オイル塗装の前に下地の目止め処理をすることで、輪染みなどになりづらく驚くほど滑らかな木の肌触りが得られます。
※木の美しさや肌触りが損なわれるため、ウレタン塗装や着色などは行いません。
□隠し蝶番
箱を閉じた際の後ろ側に蝶番が見えません。
箱の内部は内装を施すため、どこから見ても金具が見えずスッキリとした箱のデザインと木目の美しさを損ないません。
Designed by Toshihiro Kamei
※クッションサイズはS/M/Lございます。手首のサイズに合わせてお選びいただき、備考欄にご希望のサイズをご記入ください。
S:14~16cm M:17~19cm L:20~22cm
時計ケースカラーチャート
標準内装
イタリアンカーフ、アイボリー / ブラック
イタリアンカーフは鮮やかな発色としなやかな質感が特徴です。 通常日本に流通している北米原皮や東南アジア原皮の革と違い、欧州原皮のイタリアンカーフは繊維が密で弾力があり非常に手触りが良いです。原皮の吟面を一切削り取らずにフルグレインで仕上げられており、革本来の活き活きとした表情が楽しめます。
特別内装
黒桟革 / ブラック
国産黒毛和牛を使用して日本古来の伝統技法である「なめしの技術」と「漆塗りの技術」を融合して製作しており、まるで小さなダイヤの粒を無数に散りばめたような輝きを放ちます。そのため「革の黒ダイヤ」と呼ばれています。職人が一点づつ手づくりで生産しており、摩擦にも強く武道具にも使用され戦国時代には大将クラスの甲冑に使用されるなど実用性も兼ね備えた国内最高級の逸品です。
クッション
ウルトラスエード、イタリアンカーフ、黒桟革
S / 14~16cm M / 17~19cm L / 20~22
S、M、Lとご用意がございます。手首サイズに合わせてご注文ください。
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