親方に聞く #3 dining table

板と脚というシンプルな家具だからこそ徹底的にこだわりを詰め込んでいるKOMAのダイニングテーブル。

木材は幅200ミリ以上で割れや節などの欠点がないものに限り、天板の完成度を決める木目や色味の合わせは数十枚の中から選び抜いて一枚の天板を作っている。天板の端を鉋で削った柔らかみのあるフォルムや塗装をしていない無垢材ならではの肌触りは、テーブルに触れた誰もがその心地良さを実感する。

このダイニングテーブルはどのような思いで作っているのか、親方に聞いてみた。

 

どのようなテーブルを目指して作っているのか

テーブルって基本的に四角とか丸とか、板、面だけで終わっちゃうから椅子と違ってオリジナリティを見せるものデザイン性を加えるのも難しい。だからKOMAのテーブルは機能にこだわっている。

椅子もそうなんだけど、人の体が触れる部分の触れ心地をどう良くするかって言うのが自分の一つのテーマで。だからテーブルの角の部分は手を置いた時に痛くなく、肘を着いた時に跡にならないよう鉋でシェイプしてる。

あとは、テーブルって面が大きくて空間を重たく見せるアイテムだから、それをなるべく薄く見せたり脚をスマートに見せたりということを考えている。シェイプすることで、結構厚みのある材料を柔らかい線で薄く見せて空間の中の圧迫をなくすことができる。

でも柔らかいだけでなく、その中に繊細さやシャープなところがあるっていうのが大事。

 

木目合わせに関して言うとテーブルが一番難しくて、この広い面積の木目を綺麗に合わせていくにはまず材料を探すところから始まる。これは今でも自分が監修してる。

ウォルナット1つとっても色味が様々で、木目も激しいものや濃いものなどあって、1個のテーブルを作るのにまずは30枚くらいの板を選ぶ。その中から節や白太のものを除きながら端から端まで木目を合わせていく。

例えばうねりが入っていれば、2枚のうねっているところがちょうど合うような場所を探してテーブルの中でかちっと合うところを何ポイントか作っていく。

木目に流れがあれば、その流れがクロスするところを作っていくなど、絵を描いていくような感じで、木目を最大限に美しく引き出していくのが木目合わせの仕事。

木目が合っているか合っていないかでテーブルのクオリティとか、物が出す雰囲気とかが全然別物になるから、そこにとにかくこだわっている。テーブル1枚に1日かかる時もある。でも、ここに職人の意匠が詰まっている。

 

松岡家ではどんなテーブルを使っているのか

φ1200くらいの丸テーブルをコーナーに置いてる。全員揃うとギューギューだけど、空間というところでいうと、割と使いやすい。

あとは昔鉋の練習をするために作った小さいちゃぶ台を今でも使ってる。

 

 

現在、KOMA shopではPremium wood tableフェア開催中。現代の名工である松岡が木目合わせを行い、意匠を凝らしたアートのような天板が揃っています。

是非この機会にご覧ください。

(KOMA shop 平山)

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