時計ケース 5本用 黒檀 希少銘木 ko5k-079
時計ケース 5本用 黒檀 希少銘木 ko5k-079
納期 : 2週間前後
※ 沖縄県・離島に配送を希望される場合はお問い合わせください。
黒檀は東南アジアに広く分布していますが成長が大変遅く直径が18cmになるのに200年ほどかかります。また大変人気のある木材である事から乱伐が進み、現在では良質な材はあまり市場に出回りません。そのため大変希少な木材です。
材質は非常に硬くて耐久性に優れ、深みのある漆黒色をしており表面は滑らかで油分がある為、磨くと淡い光沢が出ます。芯材の木目が特徴的で漆黒のものを「本黒檀、真黒」と言い最も希少な黒檀です。黒と淡い赤色の縞杢のものを「縞黒檀」という。今回の時計ケースは大変希少な深みのある漆黒色をしている本黒檀です。
黒檀は紫檀、鉄刀木と並ぶ唐木三大銘木と呼ばれその希少性と美しさから古来より茶器、家具、楽器、仏具などの高級工芸品の材料として重宝されてきました。正倉院の宝物やピラミッドの副葬品にも使われており、時を超えてその価値は認められいます。
【KOMA bespoke caseの特徴】
□木目合わせ
それぞれの部材を並べて取ることで木目が繋がり、木が持つ自然の美しさを最大限に活かすよう細心の注意を払って、熟練の職人の美意識と技で一つ一つこだわって木目を合わせています。
□三方留め
天板、側板、前板の組手を全て45°で組むことで木目が途切れず仕上がりが美しく、強度も高く経年でも継目のズレが出にくいなどの様々なメリットがあります。多くの手間が掛る難易度の高い技法です。
□組み立て
三方留めの組み立ては手仕事でなくては叶えられない繊細な作業です。
上箱と下箱で数十個のシャコマンやハタガネといった木材を締め付ける専用の道具を使い、その一つ一つのほんの少しの力加減で狂ってしまう難しい工程です。
□サネ加工
三方留めで組んだ角に補強として0.5㎜の木材を差し込みます。
これにより強度を増し、手仕事ならではの美しい意匠が現れます。
□仕上げ/塗装
鉋やサンドペーパーで磨き込み、木目を引き立て木の美しさとを最大限に引き出します。オイル塗装の前に下地の目止め処理をすることで、輪染みなどになりづらく驚くほど滑らかな木の肌触りが得られます。
※木の美しさや肌触りが損なわれるため、ウレタン塗装や着色などは行いません。
□隠し蝶番
箱を閉じた際の後ろ側に蝶番が見えません。
箱の内部は内装を施すため、どこから見ても金具が見えずスッキリとした箱のデザインと木目の美しさを損ないません。
SIZE W355 D124 H110
Designed by Toshihiro Kamei
※14日以内に発送いたします。
※色味など天然木ならではの個性、表情、経年変化をお楽しみください。
※クッションサイズはS/M/Lございます。手首のサイズに合わせてお選びいただき、備考欄にご希望のサイズをご記入ください。
S:14~16cm M:17~19cm L:20~22cm
ko5k-079