kapo stool / 久田拓に聞く

 

デザイナーの久田拓(通称ハカセ)に聞く、新作 kapo stool について

デザインをした経緯

KOMAの代表的なスツールと言えば三角形のpick stoolなので、それとは違う正方形のスツールを作ろうと思ったのが始まりです。スタッキングできる要素も他の製品にはない特徴なので、これもぜひ取り入れたいと考えていました。

こだわりのポイント

スタッキングさせるとき、斜めに回転させながら重ねていくのはよく見られる方法なので、真っ直ぐ上に重ねていこうと考えました。また、座面と脚の面取りの大きさを揃えることで、全体的につながりのある形を目指しました。

若い衆作品からの変更点

座面サイズが240×240mmから260×260mmへと一回り大きくなりました。更に、スタッキングした際により深く重なるよう、脚の傾きを6°から7°に広げ、足裏の掘り込みを深くしました。

自分が使用するとしたら?

何段か重なっている姿も個人的には好きなので、普段使いであればひとつだけで使って、残りはインテリアとしてといった感じでしょうか。来客があったときにはそれを使いたいと思います。